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2018.Summer VOL.029

まちすきみんなの居場所をつくりたい 植木美子

【プロフィール】
港南区在住。2011年、地元芹が谷に誰もが集まれるみんなの居場所を作りたいと、子育て仲間で集まり市民活動「芹が谷コミュニティてとてと」を始める。2016年4月には活動拠点「陽だまり」をオープン。2017年4月から食で繋がることを目的に「おむすびや」を開始。子ども服のリサイクルスペース「てとマーケット」も好評。一般社団法人ダブルケアサポート理事。

 

ー活動の始まりは何だったのですか?
地元である芹が谷に「親子で集える親子広場」があればいいなと思ったのがきっかけです。毎月開催していくうちに「居場所が欲しいのは私たち母親だ」と気付きました。子どもが小学校になった途端、幼稚園時代には頻繁にあった他の親との集まりも減り、地域との繋がりが薄くなったと感じたのです。

ーどんな活動を行ってきたのですか?
母親たちが集い「得意な料理を教え合う母ひろば」を始めたら、次は誰かに食べて欲しくなりました。子どもが小さい頃、レストランにはとても行けなかった経験を思い出し、お母さんたちに気兼ねなくちょっと手の込んだお昼ご飯を食べて欲しくて「てとカフェ♪」が始まりました。アロマサロンやベビーマッサージなど、ママたちの「あったらいいな」という声を元に様々な活動を展開染ました。「あったいいなの会」は今も継続して行っています。育児と介護などを同時に行うダブルケアの人たちの場所が欲しいと始まったのが「おしゃべりカフェ」です。発達が気になるお子さんの親が集まって始めた「つくしの会」もあります。

ー「陽だまり」開設のきっかけは?
活動を通じ地域に相談できる知り合いが増えていきました。地区社協の会長が地域にボランティアセンターを作りたいと考えているのを知り、ボランティアセンター併設を視野に居場所事業を一緒にやりませんかと持ちかけました。2016年から本格稼働し、今年は居場所利用のきっかけにと「おむすびや」をはじめました。高齢者の二人暮らしや日中独居など、行政が把握しきれていない情報を共有して支え合い活動につなげようとしています。

ーやってよかったことは?
中2になった自分の子が地域のことをやってる母をきちんと見てくれているなと思うことがあります。子どもですが、人との交わりをきちんとわかって来ているなと感じます。やっていたのは間違いはなかったと思います。

ーどんな思いで続けているのですか?
地域相手の活動は慎重になります。失敗してもするわけにはいかないですよね。でもその街でその街で子どもは育つ。育った街を好きでいて欲しい。自分が老いていく街がいい街であってほしい。まだ足りないと思うしもっと可能性があることも感じます。自分にとっていい街に、周りの人もいて、この街を自分たちで好きになっていきたいという思いが原動力です。

 

芹が谷コミュニティてとてと
横浜市港南区芹が谷2-8-12
080-9877-7266
火~金 10:00~14:30
(研修等による休みあり)

 
 
 
 

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