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2019.Winter VOL.031

まちすきNPO法人 ひだまりの森 林順子さん

【プロフィール】
子育て期の親を対象とした電話相談を行う「NPO法人ひだまりの森」の代表。子育てを経験してきたスタッフによる電話相談はリピーターも多い。対面での相談も可能なほか、支援者向け講座などを定期的に開催。
http://hidamarinomori10.blog.fc2.com/
045-341-3607
月~木 10:00~12:00、13:00~16:00(祝日の場合休)
*秘密は固く守ります。
相談無料(通話料は利用者負担)・匿名もOK

 

-活動のきっかけは?
核家族化が進み人間関係が希薄になりつつある今、子育ての色々な悩みを自分の中だけで抱え込んでしまう人が多くいます。私自身娘に軽度の知的障害があったこともあり、何かのお役に立てばと横浜市乳幼児家庭教育センターの相談員になりました。横浜市男女共同参画推進協会の受託事業となった2006年にNPO化し、独立した民間団体として電話による「子育て期の相談」を行っています。必要に応じて臨床心理士との専門相談も可能です。また、相談室を使って少人数で語りあう「小さなしゃべり場」というイベントも定期的に実施しています。活動資金はほぼ助成金でまかない、相談員も手弁当です。

-どんな相談がありますか?
内容も、相談者やお子さんの年齢も様々です。「子育て相談」ではなく「子育て期相談」としているのは、その方自身の悩みも話せるようにとの思いから。「子どもがかわいいと思えない」といった悩みから、夫や友人との人間関係、健康問題など、多岐にわたります。「普段明るくしているので悩みを周囲に話せない」「気持ちを伝えると人間関係がまずくなるのではないかと抑えてしまい、後でひとりで悶々としてしまう」など、孤独な思いが電話の向こうから伝わってきます。それは紙一重で誰にでもあることなので、まず相談員がゆっくり話をうかがいます。時には深刻な内容で専門家や行政機関の利用を勧めることもありますが、日々の気持ちの吐き出しはこの相談を変わらず利用していいことをお伝えしています。

-どんな思いで活動していますか?
地域や行政に直接つながっていないからこそ気楽に電話できるのが私たちの特徴です。何度か話しているうちに相談者自身が解決策を見出すことも多く、聴き手の私たちも気づきをもらったり癒されたりして、とてもやりがいを感じています。 支援者向けの「相談員養成研修」を2月に計画しています。さらにスキルアップして、少しでも電話をしてくる方の心によりそえたらと考えています。私たちもひとりひとり別々に芽生えた小さな木でしかありませんが、この場所で根を張り、支え合いながら、あたたかな「ひだまりの森」として成長していけたらいいですね。

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