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2019.Spring VOL.032

まちすき日本補助犬情報センター 橋爪智子さん

【プロフィール】
NPO法人日本補助犬情報センター専務理事兼事務局長。全国の補助犬ユーザーと補助犬たちが安心して活躍できる社会を目指して情報提供や相談業務の活動をしている。犬の訓練はしていない代わりに、聴覚・視覚・肢体不自由という異なる障害を結ぶことのできる唯一の第三者期間となっており、調査研究も行う。
港北区在住。小6小3の母。
https://jsdrc.jp/

-活動に関わるきっかけは?
京都で会社員をしていた時にストレスで体を壊し、違う世界に目を向けた時、海外での動物介在療法(アニマルシステッドセラピー)を知りました。もともと動物が好きだったこともあって、国内外でセミナーを受けるなど勉強を始めました。補助犬法を作るという時期に、その活動をしていた当団体の当時の理事たちの事務作業を手伝うことになり、東京に出て来ました。17年前のことです。
障害当事者の声を代弁して届けるアドボカシー活動から始まり、法律ができる瞬間に国会議事堂で立会い、多くの補助犬ユーザーの皆さんの話を聞き、育ててもらいながら、ここまでやってきました。

-事務局は横浜にあるのですね?
補助犬が社会に出るには、ユーザーとともに認定試験をクリアする必要があります。試験はどこでも受けられるわけではありません。新横浜には、全国4施設しかない介助犬と聴導犬の認定試験を行うリハビリテーションセンターがあります。また、複数の各補助犬訓練施設もあり、横浜は補助犬を社会に発信するために良い環境が揃っているのです。

-どういう思いで活動していますか?
補助犬ユーザーだけが良くなればいいのではなくて、社会全体を良くしていきたいと思っています。今はまだ障害者がいるのが当たり前の社会ではありませんが、補助犬をきっかけにその先にいる障害者のことを考えてもらいたい。さらに、そこから想像力を持って、ベビーカーの人や外国人など他にも困っている人がいるかもと想像できるようになってほしいです。補助犬たちが活躍しやすい社会はすべての人がハッピーな社会だと考えています。

-これから頑張りたいことは?
2020年を前に国の検討会などで障害者の各団体が一堂に会す機会が増えました。私たちは補助犬を通していろいろな障害の人と繋がっていることを生かして、横断的に各団体への情報の橋渡しをしていきたい。社会を変えていくきっかけとして、盛り上げていきたいです。
また、一般的にもいきなり障害者のことを理解しようとしても難しいところがありますが、そこに犬がいることで一気に近くなります。特に子どもたちは目をキラキラして話を聞いてくれます。子どもたちと一緒にパラリンピックを楽しめるような状況に持って行きたいです。

盲導犬アミーと

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