ベイキッズマガジン

シャーロックホームズ ベイキッズマガジン
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2016.Autumn VOL.022

まちすきアクションをおこす人を応援していきたい 今井嘉江さん

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【プロフィール】
●石川町のアートスペース「と」主宰
●子育て支援・青少年育成支援のNPO法人「シャーロックホームズ」の創設者三重県出身。
横浜市中区生まれ、25歳で結婚出産、次男出産の28歳の頃、電話相談のボランティアを始める。電話相談のトレーナー・中学校の「心の教室」相談員などの活動と同時進行で地域活動を開始。平成10年フリースペース「シャーロックホームズ」スタート。
平成23年アートスペース「と」開設。「地域活動を始めるなら今井さんに相談を」と頼られるまちの相談役的存在。
574A4E3―今井さんが地域に踏み出した最初の一歩のきっかけは何でしたか? 
子育てです。下町の大勢の人の中で育った私は、家での子どもと二人きりの生活にだんだんと気持ちが追いつめられていったのです。その時、「電話相談員募集」の新聞記事に目がとまり、応募しました。子どもを預けボランティア活動を始めたのです。ボランティアから得た学びがキャリアになり、中学校の「心の教室」の相談員などにつながりました。
 
 
―同じ頃自宅を開放し、近所の子どもたちや親が集まる場を立ち上げましたが、どうしてですか?
自分で外に行けないなら、家に来てもらえばいいと考えて、公園で出会った親子に「手を洗っていけば?」「お昼ご飯一緒にどう?」と少しずつ家を開いていきました。母親が集まり、籐工芸やプティシュガーアートに挑戦したり、教えあうサークルをつくりました。その活動が原体験となり、任意団体としてシャーロックホームズを始めました。体操の講師や子育てアドバイザーとして働き、その給料を活動の資金にしていました。
 
 
―その後、この場が横浜市の「親と子のつどいの広場」となったのですね。そして平成20年には団体を法人化しました 
もともと青少年支援がメインでしたので、放課後キッズクラブの運営も受託。法人化したのは、次の世代に引き継いでもらうため。次の世代がアクションを起こせるようサポートにまわりたいです。

 
―今活動されている「と」は? 
私の実家の元駄菓子屋を母が亡くなったあと、地域の人や学生たちと七ヵ月かけて改修しました。まちを見つめ直し、様々な人が利用できる場所であり、若い芸術家を応援するアトリエでもあり、まちの子どもや大人の居場所でもあります。私は石川町で守られ育ってきたので、私のできるかたちで恩返ししたいと思っているのです。
 
 
―これからの活動は? 
毎週土曜に学習支援教室「つきしみの学校」を横浜市大の学生と一緒に行っています。今後は女性の自立支援と貧困対策についても取り組みたいと思っています。
 
 
-子育て世代へのメッセージは?
何か足りないと感じるときこそ知恵を使ってほしい。私の一番エネルギッシュだったのは子育て中だと思います。未熟ででこぼこの子育てをしていましたが、一生懸命生きていたら子どもはわかってくれますよ。応援しています。
 
 
 
 
 
 

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