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2017.summer VOL.25

特集1地産地消を訪ねて

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横浜の地産地消情報をキャッチしよう。
横浜は実は食材の宝庫。野菜に果物。米や麦、ブランド豚に牛乳まで!知らなきゃ損しちゃう!?
横浜産の情報をお送りします。

都市と農地が近い!都市型農業のメリット
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横浜と言うと港町というイメージが強く農業と聞いてもぴんと来ない方もいらっしゃるかもしれません。実はおよそ50年ほど前に市が作った農業振興策「農業専用地区制度」のおかげで、広い農地が市内各地に残っています。神奈川区の菅田羽沢地区、保土ケ谷区の西谷地区など、市内では1,071ヘクタール、28地区の農業専用地区が指定されています。横浜全体の農地面積はおよそ3,000ヘクタール、農家戸数は3,400戸以上。都市のそばに農地を残すことで、横浜市民は輸送コストがかからず、生産者の顔も見える新鮮で安心な食材を得る環境を手に入れています。横浜は街の中に農地が混在しているとても珍しいまち。少量の生産でも農業を継続していける仕組みづくり、住宅との近さから環境に配慮した農業にいち早く取り組む意識の高い生産者が多いなど、横浜の農業は他で見られない独自のスタイルで発展しています。




珍しい野菜がいっぱい!ぜひ手に入れたい!

カラフル人参や変わった色合いのトマトやピーマン、バジルやルッコラなどの西洋ハーブ類、フリル・サンチュ・ロメインなどのレタス類など、横浜にはカラフルで見た目もオシャレな野菜を作る生産者が多いです。横浜の農業の特徴の一つが少量多品目栽培。限られた耕作面積を生かし、流通経路にのりにくいちょっと変わった野菜をバラエティ豊かに育てているのです。珍しい野菜を作って契約レストランに販売したり、市場以外の独自の販売ルートを持っている農家も沢山います。つまり、知ってる人は知っているけ どなかなかお目にかかれないのが現状です。  特に、ベイキッズエリアの西区・中区・南区は、市内でも農地の少ないエリアで常設の直売所もないためふつうに暮らしていると横浜産野菜を手に入れる事はなかなか難しい地域なのです。

リポーターより 葉物を食べなくなり困っていた時に横浜野菜に出会い「いつもの葉っぱと違う、これ美味しい!」と娘。平本さんの野菜に感謝! 中田かおる・葵葉(5歳)

リポーターより
葉物を食べなくなり困っていた時に横浜野菜に出会い「いつもの葉っぱと違う、これ美味しい!」と娘。平本さんの野菜に感謝! 中田かおる・葵葉(5歳)





横浜の地産地消に会える場所

3F2E3EED横浜市では「横浜市の都市農業における地産地消の推進等に関する条例 」を平成26年に制定。地産地消ビジネスの創出支援に取り組み、地産地消を実践するスペシャリスト「はまふぅどコンシェルジュ」を認定するなど、さまざまなやり方で地産地消を推進し、市民にその魅力を伝える努力をしています。農産物の直売所は市内に1000か所以上と言われ、神奈川区や保土ケ谷区には畑の近くに直売所が立ち並びます。直売所のない西・中・南区ではマルシェや朝市などの直売イベントで旬の新鮮野菜を購入することが出来ます。


直売イベント
◆みなとみらい農家朝市 毎月第4日曜日 8月と10~12月は第2日曜日も開催 9時~10時半 高島中央公園
◆横浜駅マルシェ 毎月第4火曜・変動あり(直近の開催日…7/18 8/29  9/19)15時~売り切れ次第終了 JR横浜駅中央北改札内コンコース *改札口の 中なのでJRの入場券乗車券等が必要
◆横浜北仲マルシェ 毎月第3土日 10時~16時(2月・8月のぞく)北仲通北第 二公園+水際プロムナード他

◆フォーラム南太田マルシェ 毎月第3金曜日(8月のぞく) 11時~14時 フォーラム南太田 *神奈川県産野菜 など


「生産者」と「消費者」がつながる

横浜北仲マルシェで神奈川区の生産者平本貴広さんに出会いました。 神奈川区羽沢の約2ヘクタールの畑でキャベツやブロッコリー、カラフルカリフラワーなど、年間約100品種以上の野菜を育てている平本さん。5月のマルシェにはカラフル人参や黒キャベツなど複数の珍しい野菜を持ってき ていました。この日のお勧めはハーブ野菜のフェンネル。「フェンネルは葉の香りや茎の食感がとてもいい野菜。昨日うちでは餃子に入れて食べておいしかったよ」。そんなやりとりもあって、我が家のその日の夕飯もフェンネル餃子に決定しました(笑)。
平本さんとの話の中には、作物の特徴や旬、どんな食べ方が適しているか、いま畑で試していること、農業者としての思いなど、さまざまな情報が詰まっています。思わず買って食べたくなる、話を聞きに行きたくなる!そして「食べやすくおいしいものを」という情熱で新しい作物にどんどんチャレンジしているという平本さん。お客さんとの交流がその原動力にもなってい るそうです。おいしいと喜んでくれる消費者の顔が生産者の意欲を高めます。新鮮で美味しく旬の食材は私たちを健康で豊かにしてくれます。横浜野菜と生産者の思いを知ることで、私たち消費者もふるさととしての横浜に魅力を感じていく。生産者と消費者が近づくことは、地域が元気になることにもつながっていきます。

平本 貴広さん。屈託のない笑顔と誠実な人柄で、各地の直売イベントでも人気者

平本 貴広さん。屈託のない笑顔と誠実な人柄で、各地の直売イベントでも人気者






























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