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2017.summer VOL.25

特集2地産地消の現場を訪ねて

◎横浜中央卸売市場 市場開放デーへ!

横浜の中心部にある青果や魚、食肉の本格的な市場「横浜中央卸売市場」。毎月第1・3土曜日に行っている水産物部の一般開放に子連れで訪れ、探検隊ツアーに参加してきました。

市場探検隊で場内をめぐる

市場探検隊は、場内を案内してくれる約40分のツアー。陽気な市場のおじさんたちが盛り上げてくれます。

関連事業棟を見学。市場で働く人たちのための道具屋や食堂などが軒を連ねます。開放デーは、一般の人も新鮮なお刺身や海鮮丼などを堪能できます。

冷凍マグロが保管されている超低温冷蔵庫での、マイナス40度体験!扉が開いた瞬間、白い煙と冷気が!大人も子どももキャーキャー楽しんでいました。

加工品卸売場では、特売の掘り出し物を見つけようと、お客さんが群がっていました。魚介類は床置きの容器に入ったものも多く、子ども目線でも楽しめます。我が息子(3歳)は「これは何!?」「この魚、目おっきい~ !」と、初めて見る魚たちにドキドキわくわく。

競り体験!? 実際に毎朝競りをしている場所で、ジェスチャーを教えてもらいました。最後はお菓子を魚に見立てた“競り”で、子どもたちにお菓子のプレゼントを頂きました。

探検隊ツアーの他にも、魚の詰め放題や、豪快なマグロ解体ショー、来場者サービスとしてお魚料理の試食コーナー、魚のプロならではの面白話を織り混ぜながら進行する「おさかなマイスター料理教室」など、多彩な企画が盛りださんです。

この日の「おさかなマイスター教室」は「佐島のおかみさん料理」(不定期開催イベント)とのコラボ。アジのハンバーグとワンタン皮包み揚げを作り、参加者は試食できました。とってもおいしくて、息子はわたしの分までたいらげました!

リポーターより

市場ならではの、威勢のいい掛け声や魚の匂い、ちょっとひんやりとした空気感・・・。観光地や商業ビルのイメージとは違う、横浜の新たな表情を見ることができました。子どもと一緒でも意外と楽しめる、非日常的な空間です。
太田千英・誠之(3歳)・智城(1歳)

◎横浜中央卸売市場
神奈川区山内町1番地 ☎045(459)3322
◆交通
〈徒歩〉JR「横浜」駅から約20分、京浜急行「神奈川」駅から約15分
〈バス〉「横浜」駅から市営バス48系統「中央市場前」下車すぐ。
*オムツ替えのできる多目的トイレあり

市場市民開放デー
開催日時 毎月第1・3土曜日 午前9時~午前11時
一般開放を行っているのは、魚介類を扱う水産物部のみ。体験ツアーは、要望があれば一般開放デーとは別に、団体向けの特別プランを組むこともできます。

◎駅から徒歩圏に田んぼが!知ればアナタもファンになる。

横浜産のお米があるってごぞんじでしたか? JR十日市場駅から徒歩5分。代々農業を営んでいる佐藤克徳さんの田んぼを訪ねました。

横浜市内の米の作付面積は約136ヘクタールで生産量は669トン。JA横浜や個人の直売所で販売されています。佐藤さんは約2ヘクタールの田んぼで神奈川県推奨米「はるみ」や「ミルキープリンセス」など6種類を環境に配慮し作っています。途絶えてしまうと水田を取り戻すことは難しいこと、水田は西区など下流地域の治水に役立っていることなど、ここに田園風景が残っている意義について教わり、地域産のお米を選べる環境の大切さを考えさせられました。

体験!お米づくり

佐藤農園の田んぼの一角で市民が米づくりを体験できる取り組み「十日市場myライス倶楽部」に参加させていただきました。種もみまき、田植え、草取り、収穫、脱穀など一年かけてお米づくりを 体験します。はまふぅどコンシェルジュであり野菜ソムリエプロの田部井美佳さんがつなぎ役となり、地域の6人の「コメ職人」が協力し、2016年から始まりました。ひとりではすすめられないのが水田の作業。地域の稲作を守るとはどういうことなのか、体験を通して伝えていく取り組みです。

「作る人とつながる」直売所

十日市場駅の田んぼとは反対側、駅から徒歩4分ほどのところに佐藤農園の直売所「野彩家」があります。佐藤さんの長女愛美さんが出迎えてくれました。佐藤農園のお米や野菜はここで直売しています。愛美さんも野菜を栽培する若き就農者。さまざまな種類の野菜を少しずつ栽培する少量多品目のスタイルで、食べる人に直接野菜を届けるための試行錯誤を行っています。

訪れた5月にはカラフルなトマトに数種類のレタス、ルバーブ、フェンネルなど珍しいものも。朝収穫した新鮮なものばかり。お米が並ぶのは10月中旬頃の予定。売り切れ次第終了

◎野彩家 佐藤農園
横浜市緑区十日市場町819-10 ☎045-981-5239
◆交通 JR 「十日市場駅」から徒歩4分
◆開館時間:11時頃から日暮れまで
◆定休日:月・木・日

リポーターより

食卓にのぼる野菜やお米がどこから来るのか、実際に生産者の方に会え、子どもに伝えていきたいことがいっぱいありました。子どもはカエルや虫を追いかけていました。
船本由佳・才月(4歳)

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